ご挨拶 greeting

ご挨拶

弊社は、昭和26年国産レジスター用ロールペーパーを生産する工場として、東京都品川区に誕生しました。それまではロールペーパーをスリット(小巻に断裁加工)する機械もなく、創業者の小林秀勇はドイツの機械を参考に、当時織り機を作成していた会社にスリット機械の製作を依頼し、またレジスター用の紙もなかったことから、製紙メーカーに国産のレジスター用紙の作成を依頼し、そうしてできたその用紙をスリットし、木管に巻き付けた国産レジスター用紙が完成したそうです。当時はダンボールもないことから出荷は木箱に入れ、縄で縛って納品したそうです。
それから昭和、平成、令和と時を超え、レジスター用紙をはじめとする情報用紙も成熟商品となりました。そして今やコンピューターやスマートフォンの普及により、手紙はメールになり、本や広告もデジタル化し、更に紙幣までもがキャッシュレスになろうとしています。しかしながら、「紙ではないとできないこと」や、むしろ「紙だから便利なこと」はまだまだあります。そんな商品を今まで培った技術と工夫で、お客様にお届けしたいと考えています。

弊社も70周年を目前に控え、ここまで継続してこられたのも、ひとえにお取引先様のご指導ご協力によるものと思い、深く感謝申し上げます。今後ともお客様のお役に立てる最適パートナーを目指し、ご要望に応えられるよう精進を重ねる所存ですので、ますますのご支援とご愛顧を賜ります様よろしくお願い申し上げます。